移植者選択基準

1)の前提条件に当てはまる方で、2)①~④のポイントの合計点が高い順に選定されます。

1)前提条件

  • ①ABO式血液型の一致(提供者と)
  • ②リンパ球直接交叉試験(全リンパ球又はTリンパ球)陰性

2)優先順位

  • ① 腎臓提供施設と移植実施施設の所在地ポイント(提供者発生県と同一県内に所在する移植施設の登録者のポイントが高い)
  • ② HLA型のミスマッチ数ポイント(ミスマッチ【合っていない】数が少ないほどポイントが高い)
  • ③ 待機日数ポイント(登録期間が長いほどポイントが高い)
  • ④ 小児ポイント(16歳未満の登録者にはポイントが加算される)

★ 提供者がHCV抗体陽性の場合、HCV抗体陽性の移植希望者のみを対象とし、選定が行われます。

<HLA型>

  • 白血球の血液型である6つの組織適合性抗原のことです。
  • HLA型は血液を使って調べます。検査には約6時間かかります。移植希望の方は予め検査し、登録しておきます。

<リンパ球直接交叉試験(クロスマッチ)>

  • 移植腎の生着のためには、提供者のリンパ球(特にTリンパ球)に対する抗体が移植を受ける患者さんの血液中にないことが重要になります。
  • これを確認するために、移植候補者となった時に、事前に保存しておいた血清を用いて検査を進めます。
  • 血清保存後に輸血・妊娠・移植がある場合は改めて採血します。
  • この検査で陽性になると、移植腎はすぐに拒絶反応を起こすので、移植はできません。この検査には約4時間かかります。